いざという時、助産師の行動１つで助けられるいのち。

 

 

昨日は、NCPRという新生児蘇生法のスキルアップセミナーに言ってきました。

名大病院のシュミレーションセンターにて。

ピッカピカ！新しかった！

出生直後の蘇生法のお勉強です。

お勉強といっても、知識はあるのが前提です。

なのでひたすら実践です！

出産は大きい病院、小さい病院に限らずなにが起きるかわからない、緊張の瞬間です。

最初から分かっているハイリスクの場合は、大きな病院に母体搬送といってお腹に赤ちゃんがいる状態で入院になります。

だけど、

陣痛始まってからの異常や、予期せぬ急変、など

小児科の医師もいないなかの救命になることも。

普段からしょっちゅう当たることはないけど、忘れた頃にやってくるのが蘇生が必要な場面。

シュミレーションは一度やってオッケーではなく、、定期的にやらなければ体が動かない！

医学的根拠に基づいたタイムリーな処置を行うには訓練が必要です。

気管挿管までは、できなくても(医師到着まで)

マスク換気の技術が成熟してたら、救命できる！

赤ちゃん人形相手だけど、時間を計りながらのシナリオ訓練ではアドレナリンどばどば。

過去のオペ室勤務の経験は、本当に活きてると感じたなぁ。

研修医の先生が、背屈させすぎの気道確保や目をつぶしそうなマスクの固定、覗き込む姿勢、喉頭鏡の手首をこねた動きなんか毎日怒られとばされんのを横から見てたのが活きてます

私が、夜勤をさせてもらっているのは一次施設といってクリニックなので、NICUもなければ、設備も昔ながらの、、小児科の医師もいない環境。

そんななか、

頼りになるのは、知識と腕！

いざという時、最初の数分の助産師の行動で助けられるいのちがある、ということなのです。

その責任を改めて感じて、これからも研鑽していこう。

教えてくださった名大病院NICUの師長様、主任様、ありがとうございました。

 

 

 

 一宮市 出張助産院まーぱろ 助産師
認定NPO法人マドレボニータ准認定 ボールエクササイズ指導士
今川涼子

ＨＰ： http://sangocare-ichinomiya.strikingly.com/

 

 

 

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