【経験談】保育園とともに卒乳に向かう
こんばんは!
一宮市の産後専門助産院の今川です☆
先日、オンラインの産後サロン〜助産師のいる部屋〜で卒乳の話題になりまして、
これから復職・保育園入園を控えていて、それまでに断乳しなければ!!と焦っている方と、
すでに復職・保育園入園をされている方もどちらも参加されていました。
それで、現在の悩みや経験談をみんなでお話ししたり、
私の経験談もお話しして参考にしていただいたので、その話をシェアしたいなと思います。
仕事復帰までに辞めなくてもいい
1歳で仕事復帰&保育園入園という方も多いかと思います。
で、どういう段取りで行けばいいのか、不安になってくるのが8ヶ月とか9ヶ月。
その時点で、まだ離乳食が進んでいなかったら全く見通しって・・立てられないですよね。
もちろん、食物から栄養が取れていない段階で断乳する・・というのは、お勧めできません。
なので、1歳直前に辞める前提で進めていくことで、かなりプレッシャーになってしまうし、子供って食べさせよう食べさせようとすればするほど、なかなか進まなくなってしまうこともあるから
(寝かしつけとかでも言えますよね・・「食べてくれ」「寝てくれ」オーラがかなりの迫力なのかもしれません・・)
親子共々、離乳食が苦痛な時間になってしまいかねません。
これからの食習慣の土台の時期に、
ご飯の時間が苦痛になることは、本末転倒!
なので、せめて楽しい時間にしていきたいですよね。
そのためには、仕事復帰の一歳までに離乳を完了しなくては!という目標を見直してもいいかもしれません。
昼間は仕事中は断乳状態になってしまいますが、帰宅時、夜、朝は続けることができるのです。
ちなみに、事業内託児所の場合は午前と午後一回ずつ時育児間を取得できるというのが労働基準法で定められています。
ここで授乳を続けることもできます。
育児時間とは 生後満1年に達しない乳児を育てる女性は,一般の休憩時間とは別に,1日2回,それぞれ少なくとも30分の育児時間を請求することができます。 使用者は,育児時間中は,その女性労働者を使用してはなりません
(労基法第67条)。
離乳完了の時期と保育園効果
子供は生まれた時から、大きい、小さいと個体差があって、
成長の過程でも首座りやハイハイ、お座り、みんな一定の同じ時期に始まるわけではありません。
離乳も然り。
ただ、やる気のないとか好き嫌いとかではなく、お口の機能がまだだよ〜〜という状態かもしれません。
そこに、1歳までにおっぱい辞めなきゃ!という気負いはしんどいものがありますよね。
まだまだ、1歳から半年くらいかけて離乳(つまり食物から栄養が取れるようになること)を進めていったらいいと思うのです。
保育園では、母親以外の人からご飯を与えられる経験をします。
あやし方が母親と違って新鮮だったり、環境が違ったり、ふと食べれる瞬間が出てきたりします。
お友達効果といって、周りがちゃんと椅子に座って食べている様子を見て「真似しよう」としたりすることも。
1歳からの成長も著しいので、情緒がより一層育ってくるので「かっこいいね!」と保育士さんから褒められたりすると、一丁前に得意げな気持ちになって食べてくれたり(可愛い♡)自尊心をくすぐる作戦が奏功し始めます。
保育士さんに介入してもらうことで、家で一対一で根つめてやっているよりも、お互い気持ちが楽になるのかなぁと。
母乳は、園によって冷凍を預けられるところもあれば、ミルクでというところもあるかと思います。なので確認は必要です。
うちは、11ヶ月で復帰して保育所に通うときに、離乳食の進み的に
まだ保育所の幼児食は不安だったので
ご飯とおやつを持ち込んでいました。(母乳は預けず昼だけ断乳状態・育児時間も取れませんでした><)
それで、朝・帰宅時・寝る前・夜間と授乳していた感じです。
急にピシャリと辞めてしまうのは、ご飯が進んでいない場合、母乳を辞めて食べたらいいけれど
食べなかったら??という問題もあるので、徐々に様子を見て・・という作戦の方がお勧めです。
「保育所とともに少しずつご飯を進めて母乳を卒業というイメージです」
そんな話を先日のオンライン産後サロンでお話ししてくださった方がいて、
今回、紹介したいと思って今日は書いてみました^^
いかがでしたか?
離乳食が進まず、復帰が迫ってきて、
どないしよ・・と思っている方、参考にしてみてくださいね^^