赤ちゃんの手が邪魔して授乳できない時
こんにちは!
助産師の今川です。
授乳のお手伝いをしていると、乳首捉えて欲しいにのに、なぜか手を口もとにもってきちゃう赤ちゃんに、
四苦八苦されている様子を見ます。
自分の手は2本しかなくて、片手は赤ちゃんの頭を支え、もう一方の手で乳房を支えていますから、
手をどかすたびに、乳房がフリーになって、そのままくわえると浅くなりますよね。。
よく、乳房を支えずに赤ちゃんの頭だけ支えてあげている人もいますが、それだと大抵は浅くなってしまいます。
なので、今日はそんな時の解決方法についてお伝えしていきますね!
赤ちゃんは嫌がって手を出す?
まだ生まれて数日・数週間の赤ちゃんは、
まだ自分の体がどんなふうになっているか知りません。
私たちにとっては、2本ずつ手足があってというのは当たり前なことなのですが、、赤ちゃんは何せまっさらなので、
自分のボディイメージがまだない状態。
なので、意図して邪魔をしようとして手を出しているわけではないし、
ましてや授乳を拒否しているわけではないのです^^
目もはっきり見えないので、頼りになってくる感覚器は手ですよね。
手はものを掴んで運ぶという機能的な面もあるけれど、まだ未熟。主に感覚器として機能しています。
なので、手はジタバタさせ、いろいろ触ろうとしますよね。
赤ちゃんは毎日いろいろなことを日々学んで吸収していきます。
まず、自分手を舐めて、手の形、距離感、感覚を掴んでいきます。
なので、手を引っ込めたら、きちんと飲みやすくなるよというのも繰り返しやってあげることで、
「そうかそうか!これね!」
と、飲んでくれるようになるで、安心してくださいね。
では、実際どのようにするの??
ということですが。
それは・・
おくるみ授乳です。
|
赤ちゃんの手を出さないためには
赤ちゃんの手ごとおくるみでくるんで、横抱きの場合は、
そのままごろっと横に向けます。
おくるみの中はどうなっているかというと、このように手は曲がった状態、
赤ちゃんの自然の形は伸びていませんよね。なので、この形でくるんであげます。
足も同じです。
赤ちゃんの足はM字になるように開脚し曲がっています。
この姿勢のまま包んであげます。
まだ新生児だと、口に乳首が当たると、大きな口を開けるという原子反射があるので、
すごくスムーズにいくはずです。
これをやると結果深くくわえられるようになる!
こうすることで、授乳の時に手が出ていたので、おっぱいと赤ちゃんとの距離も空いていて
浅い飲み方になってしまうという問題も、これで解決します。
おくるみすることで、体と頭ごとごろっと横向きになり密着度UP!
そして、赤ちゃんの手を避けずに済む分
ちゃんと乳房を支えて授乳することができます。
この乳房支え方は深い授乳のポイントになりますよ!
手を出さないように、おくるみ授乳をした結果、深いくわえ方にもつながのです。
赤ちゃんが手を出して、なかなか授乳ができない!
という方、是非是非やってみてください☆
赤ちゃんの授乳について、お困りごとに対応した情報サイトは下記のバナーをタップしてね。
助産師が監修した情報が受け取れます^^
こちらは、
こちらのWebサイトは母乳の始まりから終わりまでのフォローをコンセプトにした、情報Webサイトです。中には、アプリのような仕組みもあり、卒乳時のスケジュール管理や悩み別卒乳方法のアドバイス機能もありますよ。
赤ちゃんが生まれた直後、退院後から授乳期間中、いろんな「困った」に対応できるようにたくさんの情報が集約されています。
母乳育児に関する情報が揃っていますので、クリックしてぜひスマホのホーム画面に保存してくださいね❤︎
講座・イベント情報、レッスンのご案内の配信や、母乳ケアのご予約にもご利用いただけます。
※LINEでのご相談はご遠慮ください。
お返事が遅れる場合がございますので
お急ぎの場合はLINEからご連絡ください。