おっぱいトラブル~切れていたい!~
このまえ、1歳娘が手をきってけがをした時
隣に住む義母から
「ちゃんと消毒した??」
ときかれ思い出しました
傷口に消毒をぬる常識が一昔前にはあったんだった
看護師になりたての頃、(私は看護師になって12年で助産師になったので内科ではたらいていました)
褥瘡などの手当は、消毒が塗り込まれ乾燥させたりしていました
傷に貼るものはかならずガーゼでしたね
今や懐かしい~
その常識はくつがえされ、全く反対の「湿潤療法」が常識になって10年以上たつと思います
新たに新生された組織も傷つけてしまうので消毒もしません
でも、普段傷なんてめったにすることないですよね
お義母の一言でおっぱいの切れたときの手当を書こうと思いつきました
おっぱいが切れてしまった時の手当
~ラップ療法~
赤ちゃんが口に入れてもよい保湿クリーム(バーユ、ピュアレーンなど)を塗り
ラップをしておっぱいはお休み
でも赤ちゃんに吸わせれる程度痛みが引くまでおっぱいお休みすると、張ってきますよね
キンキンに張るまえに搾乳します
吸わせれるぐらい痛みが引けば治りきらなくても授乳は
授乳の合間にラップ療法を。
そして治ってから気をつけることです
これが大事
傷ができるのはそもそも赤ちゃんの口の開け方や向き癖、だっこの仕方などで飲み方が浅くなってできるので何が原因できれてしまったか見直しが必要です
そしておっぱい前の拭き取りをやめること
乳頭にモントゴメリー腺と呼ばれる皮脂腺があります。
乳首をまもる皮脂が分泌されるので拭き取りは不要なのです
傷から黄色い汁や膿が出てきたら感染の可能性があるので、ラップ療法は適していません
抗菌の軟膏が必要なので病院に行くのをおすすめします
(女医さんの皮膚科がベスト)
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