産後はクライシスより・・・チャンス
【もうひととつの両親学級】
産院では習わない「産後」のお話し~新しい家族を迎えるために必要なこと~
のレポート後半です
産後危機のデータや産後の体の実態をきくと、暗い話ばかりでまるで子育ては辛さしかないと思ってしまいますが
違うんです
パートナーシップを図ることで、豊かな育児生活が送れるんです
そして、夫婦がもっと仲良くなれるチャンスなのです
そんなお話でした
自分の思いを言葉にすること
の大切さ。
早く帰ってきてほしい
女性は忙しいから無理と言われて、傷つくのが嫌で我慢するのです
でも気持ちを正直に伝えて、
「僕も早く帰りたいとおもってるよ」
「いつも頑張ってくれてありがとう」
という会話があれば
たとえ早く帰ってこれなくとも悶々としているよりは気持ちが落ち着きますよね
だから、無理だから言わないじゃなく
気持ちを話そう
ということが大事
吉田氏は男性人へ産後一年は定時退社しましょうと推奨していました
ご自身のパートナーは産後当時、深夜帰宅だったのを働き方をかえ定時退社にしたそうです
キャリアダウンになるのかも…という葛藤はあったそうですが、13年経った今では管理職をらなさっているとか。
夫婦にはいろいろな形があるので、まるでそれをマネしなくてもいいと思います
女性が望んでいることと、男性ができることに折り合いをつけて、しっかり話した上で協力できることが大切ですよね
パートナーシップについて熱く語っていただいたあとは、ワークに入りました
マインドマップという手法を用います。
頭に浮かんだキーワードを目に見える化し、思考を整理するツールです。
語るテーマは産後プラン
私も単身参加者とペアを組みワークに参加し3人目産むなら…という想定で産後プランについて考えてみました
なんだか、子供もう一人うめそうな気すらしてきました(単純すぎ⁈)
みなさん、このワークを通して新たな気づきがあったようです
マインドマップの真ん中に書いた絵が偶然夫婦で同じ絵だったという以心伝心夫妻もみえました
また、夫婦間で自分が夫に何を求めているか気づき、それを伝えることができたという方も
このようなツールをつかって短時間で思いが伝わり思考が整理されるってとても画期的
パートナーとじっくり話す時間って育児中はやはり減ってしまいますから
最後は肩こりのセルフケアを伝授していただき全員で行いました
右半身を最初に行ったあと、明らかに肩の位置が下がり、腕が長くなったのをみなさん体感して驚きの反応の嵐
たっぷり学んだあとの肩回しで、みなさんのお顔は血色良好に加え、表情もとてもよかったのが印象的でした
実りある話がきけた充実感からではないでしょうか
夫婦にとって産後は危機でもあるけど仲良くなるチャンスでもあります
チャーミーグリーンのような(古いか⁈っとシマコさんもツッコミをいれてましたが知らない人もいるかな?^_^;)仲良し老後を目指すよりも、まずは産後のパートナーシップからはじめましょ
この言葉で講義は締めくくられました
産後の心と体について、学校の性教育でやりませんよね。男性にとっては初めて触れる話ばかりで目から鱗だったと思います
自分が何をしたらいいのか 産後育児する中で何が大切なのか考えるきっかけになったのは間違いないと思います
そして、妊婦さんは産後のビジョンがみえてきたり、産後の方はパートナーシップを見直すきっかけになったのではないかなと思います
私は、マドレボニータの産後ケアにふれてからパートナーシップについて考える機会が多くなり意識しています。しかし忙しい育児の中で心の余裕がなくなるとつい嫌味的なことをつぶやいたり意識が風化してしまうことも
妊娠中、産後、産後10年20年…と各ライフステージで夫婦で何回聞いてもいい話だなと感じました
これからも男性陣を巻き込んだ産後ケア文化
広めていきたいです
前半レポートも是非読んでください
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