【助産師がオススメ】新生児から長く使える抱っこ紐!しかもお洒落
産後の訪問でよく聞かれる質問「抱っこ紐」について、今日はお伝えしていきます。
赤ちゃんは日に日に大きくなってくる中で、ずっと手首や腕を使った抱っこだと、抱っこの間何もできないし、筋肉疲労もあるし、抱っこ紐を買おうか・・となると思うのですが、
数ある種類の中で一体どんなふうに決めたらいいのか悩みますよね。
・どのくらいの時期に何が適しているのか?
・どんなメリットとデメリットがあるのか
・どんな違いがあるのか
というところが知りたいですよね。
それを知らないうちに買ってしまうと、
抱っこ紐を買ったはいいけれど、まだ小さいうちは怖くてなかなか使えない・・だとか、
新生児用の付属品がよく分からずに使えてない・・だとか
スリングをお祝いでもらったのに、いつから使っていよいかも分からず、使い方も難しいし、なんだか怖くて使いこなせていない><
なんて事をよく聞きます。
今日は、産後専門の助産師である私の激推しの一品をお伝えしたいと思います。
私の友達への出産祝いは、ここ数年こればかり!
すでに10枚以上は買っていると思います。そして、喜んでくれているので
出産祝いを悩んでいる人にも、出産祝いとしても是非オススメしたいです^^
はい、それでは、
今日の記事は産後専門の助産師オススメの抱っこ紐の商品名、メリット・デメリット、適している時期、
をまとめて行きたいと思います。
育児が楽しくなる抱っこになる、この抱っこ紐の魅力を是非知ってください!
目次です
この順でお伝えして行きます。
これを書いてる私は、産後を専門に開業し毎月延べ50人の産後女性と赤ちゃんと関わらせていただいております。
新生児の抱っこって、手にどうしても力が入ってしまって肩はガチガチ、背中もガチガチ・・そして手首は腱鞘炎になってしまう方も多く見られます。
まだ育児が始まったばかりで、手首にサポーターしている姿が痛々しくて・・。
新生児といえば、頻回授乳だし、昼夜逆転して夜通し抱っこ。なんて事もあったり。
メンタルも落ち込みやすい時期なのに、体が辛いと、余計にその落ち込みも助長してしまいます。
そんな辛い時にこそ、使って欲しいのが、このだっこ紐なんです。
1・産後専門の助産師オススメの抱っこ紐とは?
それは、「へこおび」(=兵児帯)というもの。
長い布一枚の抱っこ紐です。
実は、私自身、エ○ゴの抱っこ紐を使用し抱っことおんぶをしてきたのですが、
今思えば全然調整がうまくできていなくて赤ちゃんの姿勢も良くな買ったです(涙)
腰ベルトが上がってしまうと、骨盤の上部を閉めることによって下部が開く気がして、下の方で閉めていたのですが自分自身に赤ちゃんが密着していない分、とても背中や腰に負担のかかる抱っこやおんぶになってしまっていました。
この「へこおび」はこれらの事を解決してくれる抱っこ紐なんです。
これを知ったのはもう下の娘が3歳になる年・・・。
なので、熱心に抱っこをするのに体が辛そうな人に遭遇すると勧めているのがこの「へこおび抱っこ」なんです。
へこおびは、その名の通り「兵児帯」で、浴衣の子供の帯に使う長く柔らかい布からきていますが、抱っこ用の適した長さに商品化されています。
類似したもので「さらし抱っこ」という物もあります。
戌の日で使った腹帯を自分の好きないろに染めて、みなさんオリジナルにカスタマイズして使ってますね。
私の使用感では、洗った後にシワシワになって使いづらい・・というのと、染めるのがめんどくちゃい(こらこら)というのと、染めなきゃちょっぴりダサいw(包帯のような・・)というので、こちらの選択肢はなかったです。
今回ご紹介する、北極しろくま堂の「へこおび」は、とても肌触りが良く、デザインも豊富で、自分の好みの柄や色味から選べるのでとってもオススメなんです。
さらしおんぶと同じ!北極しろくま堂 へこおび ジャカード織 renkonシリーズ ふんわり柔らか 厚手 抱っこひも おんぶひも 抱っこ紐 新生児から使える コンパクト 簡単 日本製 収納袋付き 夏でも涼しい価格:9,790円 (2020/12/9 16:46時点) 感想(1件) |
2.メリット・デメリット
まずは【メリット】です。
洗って乾かしやすい
・ストラクチャータイプの(カチャカチャ接続するタイプの抱っこ紐)は洗うタイミングがすごく難しいです。赤ちゃんの汗やよだれや、時にはおむつから漏れちゃったりすることもあり、抱っこ紐は汚れやすいです。
ですが、日に日に大きくなる赤ちゃんなので、洗って乾かしている間に使えないのはかなりイタイのです。その間自力で抱っこしてい流事になるので。
だから洗う機会を逃しやすいのですが、
この「へこおび」は洗って、乾かくのも早い!
これは結構大きなメリットだと思います。
コンパクトにおさまる
赤ちゃん連れて例えばベビーカーで買い物にいくとします。
でも、最後までベビーカーで大人しく座っていてくれるか、帰ってくるまで大丈夫かどうかなんてわかりませんよね。
結構それが不安で買い物に行きづらい人もいると思います。
なので、買い物などお出かけ時には、ベビーカーで行っても必ず抱っこ紐が必要だったりします。
うちの子はとにかくベビーカーも買い物カートも大嫌いで座っても最後まで座っていることがなく、途中で100%ぐずり出して、落下するぞー!というくらい反りくり返ってしまうので、買い物途中で抱っこに切り替えることが多かったんですね。
だけど、ストラクチャータイプの抱っこ紐とベビーカーだとかなりかさばってしまうので、
このコンパクトにおさまる「へこおび」はありがたいのです!
家族とシェアできる
ストラクチャータイプだと、肩紐や腰ベルトの長さは抱っこする人によって調整が必要ですよね。なので、夫婦間で体格差があると、かなり使いにくかったりします。
ですが、この「へこおび」は抱っこしながら自分と赤ちゃんにフィットさせていくので調整が不要!
パートナーにもマスターしてもらったらかなり楽ですよ!
男性が、へこおびをささっと巻いて抱っこしてたらかなりかっこいいです。
多分惚れ直すと思います♡(男性の皆さん!要チェックですよ!!)
赤ちゃんもママも心地が良い
親子でどちらも心地よい抱っこ♡これが最大のメリットです。
まず、赤ちゃんですが、
赤ちゃんの心地のいい姿勢が保てるからなんです。
赤ちゃんの心地よい姿勢は、背中はCカーブで足はM字開脚。付け根から曲げ、膝の後ろも曲がっている状態。
それをしっかり再現できます。
そして、母の方も楽な抱っこと言えるのです。
なぜかというと、
フィットして赤ちゃんとの密着度が高い。
そうすると一体化しやすく体の負担がかなり楽になります。
母親のお臍の上が、赤ちゃんのお尻の下になるくらい高い位置の抱っこで(キスできるくらい)でコミュニケーションも取りやすいです。
そして、布なのでゴワゴワ感ゼロ!心地よい姿勢に保つことができて、そして布のさわり心地もすごく気持ち良くて、赤ちゃんも気持ち良いのです。
この姿勢が気持ち良いとわかるので、最初よく体を反らせていた子も、その動きがだんだん治ってきて、抱っこされやすくなります。
そして、こんなふうにうっとりしてネンネしやすいです。
赤ちゃんの発達に良い
コミュニケーションが取りやすいということで、話しかけたり、景色をみられる位置に赤ちゃんがいるので、刺激もあって発達に良いと言われています。
特におんぶの時に、赤ちゃんがずり下がって背中しか見えていないようなおんぶってよ〜く見かけます。
あれは、赤ちゃんの視界って背中しか見えないし、首は後ろガンと引っ張られてもげそうだし、足はダラーンと下に伸びきっていて、心地よい姿勢の真反対。
それに、背中しか見えていないというのは、刺激も少ないですよね。
おんぶのまま、お料理を作る時でも、肩越しからそのお母さんの手仕事の様子を見ることができるのです!
今から「にんじん切るよ〜」なんて実況中継しながら家事したら、赤ちゃんへのインプットにもなるし、コミュニケーションにもなるし最高♡
おんぶもできる
4ヶ月ほどで、赤ちゃんの首の筋肉がしっかり発達してくると首すわりです。
それまで赤ちゃんの首がグラグラで抱っこする時、かなり母の方が緊張してしまうので、
ガチガチの抱っこになりますよね。
首が座ったら、おんぶ大丈夫のサイン。
おんぶができると、手で支えない分かなり楽になります。
今まで塞がっていた両手が空くのでかなりテンションが上がります。
しかも布一枚でささっとおんぶするので、例えば災害時、おぶって逃げるぞ!という時は、こうして布のおんぶができると、いざというときに必ず役に立つと思います。
私は、初めて「へこおび」でおんぶした時思いました。
「走れちゃいそう!」って。それくらい身軽な感じなんです。
また、2歳差や年子で産んでいると、上の子のお世話がバッチリかぶっていますから、両手は空けておきたいですよね。
トイトレしたりご飯のお世話もまだまだいる頃・・赤ちゃん育児との両立も課題です。
そんな悩みでもへこおびは解決してくれます^^
抱っこ紐なのにオシャレ
最後のメリットはこれ!
可愛いのがいーーーっぱいあります。
是非、こちら覗いてみてください。
出産祝いでもかなり喜ばれるのでオススメですよ〜。
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オススメの装着方法の動画はこちら
次に【デメリット】というか、使いづらいシーンを挙げてみます
着脱に場所を選ぶ
装着の仕方は、まずは布を身に纏ってから赤ちゃんを入れていくので、赤ちゃんが出た後もそのまま装着したままでいいのですが、
外出先などで、いったん【へこおび】を外してしまうと、なが〜〜い1枚の布なので、装着する時に、下に擦ってしまうのです。
おんぶの時に寝てしまったら下ろしにくい
このへこおびおんぶって心地良すぎて、タイミングによってはすぐに寝てしまうんです。
そんな時におんぶの体勢から布団に起こすのはかなりの技が必要。
下手すると、起きてしまう確率が高いので、
おんぶのまま家事やっちゃった方が良かったりするのですが、そんなに苦にならないくらい体が楽!
練習が必要
上記に貼り付けた装着方法をなかなか動画を見ただけで実践するのが難しいというのがあります。
対面でレクチャーしてもらうのが一番!
抱っこを習うのにお金払うなんて!なんてナンセンス。
抱っこを制するものは育児を制する!というくらいかなり大切なスキルです。
抱っことおんぶの専門家はこちら▶︎抱っことおんぶの研究所のベビーウェアリングコンシェルジュ
この専門家が全国様々な地域で、レッスンをやっています。
要チェックですよ^^
いつからいつまで使える?
では、次にいつからいつまで使えるか・・のお話です。
結論、ずばり新生児から3歳まで使えます。
新生児では、首の後ろに首枕(首を固定するような形になる)をして支えますので安心・安全!
頭を両手で支える抱っこから、片手で優しく添える抱っこになるので、かなり楽になります。
そして、3歳まで使えるのもありがたいですよね。
私、こんなシュチュエーションがありました。
幼稚園のお迎えの時、当時3歳の息子のお迎えに1歳の娘を「へこおびおんぶ」して迎えに行きました。
迎えに行ったら、息子がまさか寝ている><
それで、息子をへこおびでおんぶして、娘は前に回って手で抱っこして帰ったということがありました。
前に後ろに大変です><
でも、他にも荷物あるのでかなり「へこおび」で助かりました!
さて、「助産師オススメの新生児から使える抱っこ紐」いかがでしたか?
是非是非参考にして、検討してみてくださいね^^
こちらは、母乳ケアを専門にしている助産師がまとめあげた授乳の情報サイトです。
色々渡り歩かなくても、出産直後から卒乳まで困ったことに対応できるように情報を掲載しています。
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