言葉をなくし始めている現代人、、

ご訪問ありがとうございます。

今川涼子です。

 

今日は、妊産婦のメンタルヘルスの研修をうけました。

今の時代は、便利。

オンラインで研修がうけられる

 

しかーし、皮肉にもこのIT化が母子のメンタルヘルスを脅かす存在である！！ということ。なのです。

 

この木下医師（日本産婦人科学会会長）が熱弁しておられました。

 

確かに、IT化によって、コミュニケーションなしでも生きていける時代になりました。（スマホさえあれば・・・的な。）

 

人間関係がどんどん希薄になって、結婚しないという選択をする人も増え・・・、子供を産んだとしても子育てに苦しむ人が増えている時代が到来したと。

 

ひいては、その母の影響から未来の子供の脳の発達（社会性をつかさどる「実行」や「自制」の部分）が育たないという事を招く・・・

 

 

確かに、便利になったからこそ人間同士のやり取りが疎ましいという人が増えてきているということなんですよね。

 

こないだのレッスンの時も参加者さんから

 

最近の若者は結婚に魅力を感じない・・とかで、エアコンの修理に来てくれた兄ちゃんも「僕は、結婚しない予定なんで。」とサラッといっててさ～というハナシを聞いたばかり。

 

なんだか、自分の息子が人間関係を疎ましく思うようになったら、どんなに寂しいだろうと息子に置き換えて考えてしまったりする。

 

 

そもそも、人間は言葉を用いて会話する事をとおし、人間関係を身に着けることで生存していく生物であるのに、

 

人間関係を築けなくなる・・・ということは生存の危機をあらわしますよね。

 

本当に、危惧されてるように人工知能のロボットに滅ぼされるんじゃないかとも思えてきます。（こないだまでは、そんなアホな事ないでしょ！？と甘く見ていた私ですが・・）

 

この研修のなかで出てきた言葉が印象的だったので紹介します。

 

これは司馬遼太郎の言葉で、日本人の特徴をこう述べているのだそう

 

自分以外の何物かを尊敬するという姿勢を保っていることによって社会を作り上げてきた