新生児が夜な夜な寝てくれない時
夜に限って、赤ちゃんの目が爛々としちゃったり、
おっぱいもミルクもあげたのに、お布団におくと泣いちゃって、
暗闇の中抱っこしてあやしているうちに、終わりが見えずに自分が泣けてきちゃう・・。
そんなことありますよね。
生後1ヶ月までの新生児の赤ちゃんに特化した対処法というのがあります。
夜中のこんな状況。
自分自身も眠たいし、体が辛いと気持ちもかなりしんどくなってきます。
冬だと、寒いしね・・。
夜って、もう一生明けないんじゃないかと錯覚しちゃうくらい長ーく感じるし
気分もめいってくるってもんです。
焦れば焦るほど・・赤ちゃんって抵抗してくるような。。
こんな時に、何を試すか、寝かしつけのプロ!産後専門の助産師の私が
オススメの方法をお伝えしていきます^^
ステートチェンジ
赤ちゃんが寝ない
何でだろう
何処か悪いのかな
おっぱいが足りないのかな
そんなことを頭でぐるぐる考えながら、自分自身ってどんな状態(ステート)でしょうか。
出口の見えないトンネルの中をひとりぼっちでいるような感覚になりませんか><
とっても孤独で、とっても寂しくて、焦ってしまいますよね。
このようなフィーリングって赤ちゃんに移ってしまうのです。
例えば、イライラしている人がそばに居たらイライラしてきちゃったり、
めっちゃ楽しそうにしている人が横にいたら、こっちまで笑顔になりますよね。
言葉で会話できない赤ちゃんも、抱っこしている人のステイト(状態)が直接影響してしまいます。
こんな時、どうこのステイトを切り替えるか・・・。
それは、大人との会話です。
「旦那さん、お仕事あるし夜は起こせない。」
なんてよく聞くのですが、
いやいや、母だって休みはありません。
次の日に昼間にまとまって眠れる保証なんてない。
昼も夜も育児しているわけです。
こんな精神破綻しそうな状況でこそ、二人で乗り越えてほしいと思う。
泣き声って、一人できいていると毎日きいて多少慣れてはくるものの、
夜中って結構きつい。
ひたすら、一人でゆらゆらしているのもつらい。
そんな時でも、泣き声を一緒に受け止めてくれるだけで、その辛さが半減したりする。
「ねないよね~」なんて会話をしながらだと、もっともっとまぎれる。
そうしているうちに、自分が落ち着いてくると、あら不思議!
赤ちゃんねむっちゃってる。
不思議と焦れば焦る程ねない・・「はいはい起きててちょーだい!」ってあきらめたら寝る・・・。っていうあまのじゃくなのが赤ちゃん。
是非、パートナーを起こしちゃって「一緒に対応してほしい」ってことを伝えてください^^
男性側も何をしていいかわかんないんだから。
一緒に起きているだけで気が楽になるという事は言わなきゃわからない。。
「僕、起きたけどすることないじゃん、おやすみ」なんてなった日にゃ、
「こんなに大変なのにわかってくれなのね!怒 ふんぬーーーーっ」
となって信頼関係どころではなくなってしまうから。
何を隠そう1人で真夜中も踏ん張っていたのはこのワタクシなのです。
怒ったり、いじけたり、蹴っ飛ばしたり笑。そりゃもう大変でした。
そんなことを繰り返しながら
そんなんだったら、一緒におきてよ~、抱っこしてよ~、おしゃべり付き合ってよ~、
そしたら気持ち楽になった~
って、そのまま伝えた方が健全健全!!
ってことが身にしみてわかったのでした。
赤ちゃんとの添い寝
赤ちゃんが真横にいると、熟睡できない気がして、ついつい「ベビーベットで寝てくれないの?」
そんなふうに思ってしまうこともあると思います。
が、寝ていても気配でお母さんを感じているものなんです。
本当にエスパーみたいなんですけど、隣で寝ていると、よく寝る!!という経験をされている人も多いのではないでしょうか。
一人で寝てほしいが故に、何度も寝かしつけ失敗するよりも、
一緒のお布団で安心してくれるなら、一緒に寝てはいかがでしょうか^^
寝る時の環境作り
赤ちゃんの寝かせ方
赤ちゃんの寝かせるコツは抱っこの仕方とおろし方と言っても過言ではありません。
せっかく寝かせたのに、下ろす時に両手足を広げるような原始反射の「モロー反射」が発現して、今までの寝かしつけが台無しに・・・ってこともありまよね。
そこで、
おくるみを使うと、バタバタが治まるうちに眠たくなることと、お布団に置く時にモロー反射が誘発を抑えることができるので、かなり着地率が上がります!!
下ろす時に、手足がきゅっと丸まっていることも大切なんですけれど、授乳クッションやその他のタオルやクッションなどで背中が真っ直ぐに伸びてしまわない寝床を作ってあげるとさらに着地率が上がりますよ!
授乳クッションは胸の大きさや、赤ちゃんの大きさによって高さが合わないこともあるので、こちらの商品のように返品保証がついていると安心ですよ!
室温・明るさ・場所
よく1軒屋だと1階のリビング隣の和室で新生児と寝起きするという方も多いのですが、
大人が寝るまで、明るい部屋で寝てもらうことになります。
新生児はまだ昼夜がきっちりリズムが整っていないので、よく寝る日もあれば、全然寝ない日もあったり
日によってバラバラだと思いますが、
夜は寝る、昼は起きるリズムは自律神経で司っているので、自立神経を整えるよう働きかけるために、環境づくりが赤ちゃんのうちから大切になります。
夜は、暗い部屋、
朝、明るいへやに連れてきて日中は明るい部屋で過ごす。
このシンプルなことが大切です。
2階の寝室で寝かしつけする際に便利なのが、ベビーモニター。
私が、産後の訪問をする中で、ねんねがうまくいっている人は、
かなり使っている率が高い印象です。
バランスボールの寝かしつけ
赤ちゃんが寝心地がよく好むもの。
それは「ほどよい揺れ」です。
それを再現できるのが、バランスボール。
赤ちゃんって眠たそうにしていても、なかなか眠るまでに抵抗するじゃないですか。
その時に、ゆれろ〜〜って催促してきますよね。
しかも、座ったままゆらゆらしても許されなくて、「何を座っている!?立ってゆらゆら!!」とまるで言っているかのように、いっちょ前に催促します。
でも、真夜中に家をウロウロして、寝かしつけするのって結構しんどい。
部屋を何往復するんや!と思いながらやっていましたが、
途中で、楽を覚えました。
バランスボールでゆらゆらです。
これは、赤ちゃん大好きな揺れが実現できます。
寝かしつけにもってこいですよ!!
あの縦の揺れが(優しくね!)、お母さんに運ばれている揺れに似ているみたい。
哺乳類の動物としての本能で、敵が来てママが赤ちゃんの首を加えて運ぶ時に、
敵に見つからず逃げられるように、赤ちゃんはじっとする性質があるそうなのですが、私たちも哺乳動物ということでその本能が働いているとも言われています。
なんだか納得ですよね。
私たちも動物だ!と思った瞬間でした。
さて、今日は赤ちゃんが夜寝てくれない時に試せることを色々お伝えしてきました。
是非参考にして試してみてくださいね^^
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