子育ては道楽じゃない
こんばんは
一宮市地域助産師&
NPO法人マドレボニータ准認定ボールエクササイズ指導士養成コース2期生の今川涼子です。
昨日のつづきです。
小島慶子さんの著書
『女たちの武装解除」 光文社(2012)
の感想。
もう一つ紹介したいところ!
P100 主婦は、気楽じゃない。子育ては、道楽じゃない。
「気楽」「道楽」 どちらも「楽」がついてますが、、楽ししい時はあっても楽(らく)じゃねーよ!?
これ言われたら、非常に心外ですよね。
子どもだって、赤ちゃんだって、りっぱな1人の人間であり、
他者なんです。
子育てって、他者と向き合う最も切実な場である(P100抜粋 )と小島さんはいっています。
いろんな涙を落としながら、いくつもの闇と光を見たよね。何一つ思い通りにならないけれど(P100 抜粋)とも。
ご飯が作りたい夕飯時。
足元で泣いている1歳児。
「ちょっとまっててね。こっちは火がかかってるから危ないよ」
そこへ「遊ぼよ~」と3歳児。
「今、ご飯つくっとるってば~~」
それでもまとわりつく3歳児。
「だから、ご飯作っとるっちゅーのーーー」
と怒りが沸々・・・。
ハッと我にかえる。
ごめんよ。遊びたいって母を求めただけなのに。なにも悪いことしてないのに。
この子は手の込んだご飯を食べたいんじゃない。
私と遊びたいだけ。
ご飯作りをあきらめ、納豆ご飯で夕食を済ませた。
こんなことだってある。
家にいながらも、他の事なんかできない。
ごっこ遊びが苦手な私は、子供の遊びすら苦に感じる時もある位だ。
子育てって楽じゃない。
本から、小島さんが紹介してくれた詩があったのでシェアします。
(P103、3行~抜粋)
ニュージーランドのお母さんの書いた『今日』という詩があります。赤ちゃんの手一杯の毎日。汚れ物は溜まる一方で、掃除も行き届かない。傍から見ていたら「だらしない。今日一日何していたの?」と言われてしまうだろうな。私は今日も一生懸命子供におっぱいをやって、一緒に遊んで、寝かしつけたけど、そんなこと分かってもらえないのかもしれない。と落ち込むお母さん。だけど、最後に彼女はこういいます。
ほんとうにいったい一日何をしていたのかな。/たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと/でもこう考えればいいんじゃない?
今日一日、わたしは、澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために/すごく大切な事をしていたんだって。/そしてもし、そっちのほうが本当なら/私はちゃーんとやってたわけだ。(伊藤比呂美訳)
いろいろと自分を試されてるな~と感じる育児。
自分自身が、目に見える仕事量で評価しちゃうと辛いだけになっちゃう。
こんなにもやれていない。
一日なんにもやっていない。
なんて思わなくていい。
他者と(澄んだ目をして、容赦なく求めてくるかわいいこの子)に100%向き合うことが一番エネルギーを使うんだから。
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