私だけじゃなかった、家出した人みっけた。

こんばんは
一宮市地域助産師＆
NPO法人マドレボニータ准認定ボールエクササイズ指導士養成コース２期生の今川涼子です。

 

みなさん。

ちっさいおっさんって信じてます？

っていきなり。

 

最近二度ほどちっさいおっさん？

って

あの方のせいにしたくなるような奇妙なことに遭遇してます。

ちっさいおっさんと家ん中で鉢合わせするのが楽しみです。

 

 

さて、

 

今日は小島慶子著

「女たちの武装解除」　光文社（2012）

 

を読んでの感想です

 

この本、雑誌の「VERY]の連載をまとめたもの。

・・・

なのに、まえかきから

 

！！！

 

ってくらい小島ねーさん、VERYに対して皮肉ってて少々びっくり。

 

中の対談コーナーでVERYの連載のきっかけがあって、

 

美容院でいつもVERYを読んでいたそうな。

毎回激しくツッコミをいれながら。

あるとき、「イケダン」という言葉が出てきて、ついに旦那までアクセサリーとして使い始めたか（笑）と思ったそう。

それをラジオで自分の価値の証明に伴侶まで使う女のまずしさよ。という話をしたら、VERYから巻頭インタビューの依頼をいただくというまさかの展開だったと。

 

ちなみにVERYの連載プロフィールには「当たり屋」ってかかれていたらしい（笑）

 

でも、このエピソードでぐっと小島さんの魅力に惹きつけられたというか、媚びてなくて、男前で、潔くて、美しくて、ユーモアのある、私の好みドストライクの女性だなって。

 

そんな小島さんは女子アナ出身。

私も「おかあさん」と属性でよばないで！なんて発信しているけど、「女子アナ」という言葉もそうですよね。

 

女子アナを「記号化された職業」と呼んでいるとこからも感じる、いろいろもがいてきた20代があったんだろうなぁ。そんな”もが期”を経て、出産を経て、彼女から発せられる言葉の数々は宝の宝庫でした

 

紹介したいところが多すぎて、早くから長くなりそうな予感

 

P12　子育てに疲れたら・・・・・プチ家出のすすめ

 

（以下要約）

近所のピカピカのお家から、激しい怒鳴り声が聞こえた。

そこに住んでいるのは、エレガントなのに親しみやすい絵にかいたような素敵な人。

私はほっとした。

育児って、自分を大嫌いになってしまう瞬間がいっぱいある。もっと優しいお母さんになりたかったのに。

絵にならない日常をその怒鳴り声から感じて、自分も安心したのかもしない。

先日、子ども達へ1500回はいっているであろう注意にも、なおらない行儀の悪さに「もう君たちのお母さんはできない。家でするからさよなら！」と家をでた。

行くところなんてない夜8時。酒屋で瓶ビールを買ってラッパ飲みしながら月をみて思った。

絵にならない子育て、みっともない自分、それでもなんか一緒に生きていくのって、悪くないかも。

あのきれいな女性にも家出をすすめたい夜でした。

 

私も実はあります。突発的に家を出た事が・・・。

人には勧められないけれど、自分的にはよかった。

木曽川沿いの堤防で暗くなるまで一人でボー――っとした。（体育ずわり（笑））

でもボー―――っとしてても考えるのは子供の事。

 

そして、なぜこんなに頭に血が上るのか。

なにもかも嫌になってしまうのか。

を考えてたら、子どもが思うようにならないから・・ではなくて、小島さんの言葉を借りるなら「絵にならない日常」「かっこわるい自分」が嫌だったのかなって。

そこに行きついたら、イヤイヤいってぐずり続ける子どもなんてな～んも悪くないやん。

って思えてきたんです。

私の中での勝手なイメージ「素敵なお母さん像」に苦しめられてたんかなって思えました。

 

どんなにエレガントにみえるお母さんでもきっと、髪振り乱してる時もあるし、感情的になることもある、大人げない怒り方するときだってある（わたくしです）

育児って、どれだけ自分を認めてあげるかにかかってるなと思うのです。

 

 

おっと、また長くなりそな予感。

ちょっと分けて書こうと思います

 

 

おやすみなさーい