精神力の土台となるもの
こんばんは
一宮市地域助産師&
NPO法人マドレボニータ准認定ボールエクササイズ指導士養成コース 2期生の今川涼子です
今日は
名古屋開催された
ラーニングジャーニー~学びの旅~
でした。
東京からNPO法人マドレボニータ代表の吉岡マコ先生に来ていただき、
今日は体づくり(目に見えるスキル)から少し離れ、その目に見えるスキルを支える元となる、精神性を磨くためのワークを通して、またたくさん自分に向き合ってきました!
生のマコ先生の言葉。聞けることが嬉しくて嬉しくて、一言も聞き漏らすまいという思いでした。
最初はダンスからはじまります。
まず、体を動かすってのはマドレ流。
運動することで、学習能力をあげるって脳神経学的な理論もあるんですよ!
ちなみに今、夢中で読んでる本です。
それと、表現すること、体を自由自在につかって思い切り表現する
そこまでできて、初めて人前にたつことができる。
マドレのインストラクターはそこまで求めてるからと、はっきりとマコ先生からの言葉を頂き、
まだまだ弱々な筋肉、ぷよぷよ脂肪とともに心につきささりました。
でも、このタイミングで今の状態がヤバイと危機感が持てたこと。
私はまだまだ、お腹がよわい。ブレブレ。
↓ダンスも振りは覚えても全然かっこよくきまらない私たちに東京から来てくださった養成コースのスライス先生が肩のアイソレーションの動きを確認してくれているところです。
精神性を磨くワークとは?
とても盛りだくさんで、紹介しきれないので印象に残ったこと、私の今日の思いを書き留めとこうと思います。
まず、マドレボニータのインストラクターに必要な事
というのがあって、
スキル:目に見えるもの
体づくりや笑顔
スキル:目に見えないけど感じられもの
人の体を適切な視点をもって見る力、わかりやすく伝える力
プラス、「ありかた」というのがあります。
それは、
一番の土台となるのが、
レジリエンス(折れないしなやかさ、転んでも立ち上がる力)
その両脇に、共感力と自己受容
そしてその上に創造性、切磋琢磨
この5つです。
この一つ一つについて、どういうことかっていうのをワークを通して学びました。奥が深すぎて、昇華するという所までは時間がかかると思うけど、今日のうちにしっかりやったことをかみ砕いておきたいので、復習の意味もこめて、
共感力と自己共感について自分の気づきとともに書き留めておこうと思います。
共感力とは、、
Empathy(共感力)とは、辞書などでひくと
人の気持ちを理解できる力、とかその人と同じ感情を持つ
とか書いてあるのだけど、そもそもそんなことはできないのだという事。
たとえば癌になってショックをうけている友人がいたとして、
その人の感情と同じ感情なんてまず・・・・無理なはなし。
経験した人にしかわからないはずです。
共感するためにできることは、
その事実をみとめる・・・うちあけられたその事実を「そんなことないよ~」という慰めではなく、「そうなんだね」と受け入れ同じ景色をまずみること
勝手に評価したり、裁かない!・・・事実に対して「だからこうだよね。」とか「まだこうこうだからいいじゃん!」というようなことをしない、大丈夫かどうかなんて他者に判断されるものではない
感情があることを気づく・・・気持ちを収めようとするんじゃなくて、そういう感情が湧いている事を認識してあげる
そしてその感情を言葉にしてあげる・・・「あなたはこう感じてる?」ということを言葉にする。
そこまでできて、共感力を備えた態度といえるもの。
これが、マドレのインストラクターに求められている力。
でも、医療従事者のはしくれとして、私自身すでに身についていないといけないスキルだとも思う。
ここまで、掘り下げられていなかったのは、本当に恥ずかしいばかりです。
助産師業でどうしても、相手をどうにかしてあげたい。とか何かしらアドバイスをしようとする癖がついているかもしれません。ここをフラットにしないと、本当の共感力。その態度は身についてこないとも思いました。
Sympathy(同情)との違いについても考えさせられました。
同じ目線に立っているか、となりにいて、私はここにいるから、安心して気持ちをきかせて。という態度。
これは自分にとっても、つらいものになります。
上から、その場しのぎの「少なくともこうじゃないからいいじゃん」という声掛けをしたほうが、何か言ってあげた感もあって自分自身が落ち着くから楽なんですよね。
このしんどさを感じてでも共感できる
これを身に着けるには、自分にたいして自己共感できているというのが大事になってくる。
なので、共感力と自己共感力はセットなのです。
Self Compassion自己共感力とは・・・
自分の大好きな友達に接するように自分に接する
なにかできないことがあったときに、友達に
「どうしてできないの??ばかばか」なんて言わない。
自分には?
言っちゃいますね
「なんでできないの。ばかばか」のうらには
自分の能力を過信しているという事があったり、
自虐的になって「私こんなんだから~」というのは、恥、という避けたい感情に対する自己防衛だという事。
自分でハードルを下げてしまって、恥という感情を避け続けていると、
その反対にある喜びとか、楽しいという感情にも鈍感になってしまうんだそう。(これめちゃ響いた)
恥をかくことは決して悪い事ではないということですね。大人になると、どんどん難しくなってくることですが、恥をかいて、その湧いてきた感情を認めて今後の燃料にする。
その時に必要なのが、切り替える時の行動パターン。
出来ないことにぶつかって「私のばか~」ってなったときに
自分に優しくするためのリストってのをワークでつくりました。
私が書いた1つ。
得意分野の何かをする。
特に、今養成コース中で、はじめての世界に飛び込んで、出来ないことがおおすぎて落ち込む、恥ずかしい思いをするという事があります。
でも、日曜日に新生児訪問とかで本業に戻ったりすると、少しそのマイナスに傾いてた自己肯定間がフラットになって、また取り組みに戻ってこれるということがあるんです。
ほかにも、
まずその感情を言葉にする。だれかに話す。
自分で受け止める。などなど、
共感力と自己共感 Empathy & Self Compastin
ほんっと奥深いです。
今日やったことは、これから続くBE指導士になるための厳しさに耐えるために必要だし、その先にも求められてること。
厳しさを今一度目の当たりにしたと同時に、
マドレボニータのインストラクターのプロフェッショナルさにますます感動しました
今日はいろいろな感情がうずまいています。
さっそく、自分のできていなさに恥をかき、取り組みに対して罪の意識をもった一日でもありました。自己共感がためされるときですね。
ここで自虐に走るのではなく、創造性と工夫の精神で乗り越えていきたいと思います!!
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