つながるいのち 講演会いってきました
こんにちは。
一宮市 地域助産師の今川涼子です
最近、気持ちの良い晴れの日がありませんね
なかなかバスタオルが乾かないもの困るし
なにより気分もうつうつと。。。私は雨より晴れが好きです!
昨日は娘の肺炎騒動以来、保育園に預けたり産婦訪問もセーブしていたので
久しぶりの自分時間でした。
江南文化会館まで、つながるいのち~生まれるという奇跡~という講演会に行ってきました。
講師の先生は
川鰭市郎先生・・・現在松波総合病院 産婦人科周産期医療対策室室長
2007年から長良医療センターで周産期医療に携わってこられた産科の先生。
田中寧子先生・・・吉村医院 院長でおられ、自然な形に、そして納得のいくお産になるよう女性に寄り添いご尽力されている産科の先生
川鰭先生は
長良医療センターで高度医療を駆使し救った命についていろいろな症例を紹介されました。
自然というものにこだわりすぎているばかりに、異常が起きた時点で帝王切開や吸引などの医療介入することを受け入れられない例や、そこで陥る喪失感が育児や次の妊娠にも影響してしまっている現実を危惧されていました。
今の日本のような妊産婦死亡も新生児死亡も世界でトップクラスで安全であるのは発達した医療のおかげというのも否めない事実なわけで。。。
医療の力が無かったら、助からない命や不妊治療で授かった命は自然には反しているかもしれないけど、どう生まれたかよりどう生きるかのほうが人生を左右するほど重要だと感じました。
吉村医院の田中先生は独特の世界観を持つ女性でした。
柔らかな声としっとりとした調子で語り、
お産を山登りにたとえ、お産直後のまだ臍のおがつながったままの対面シーンを山頂風景と表現されていました。
その、山頂風景のお写真をたくさん紹介していただき美しさのあまり感動でした!
ものがありすぎている現代社会で、不自然な人工物ばかり目にはいり、口に入り。。
自然に目をむけて生活するって、意識しないとできないご時世。
自然をみかたにつける
という田中先生のフレーズが、印象的でした。
高次医療VS自然派お産 と一見対局しているようにも見える二人の先生方ですが、対談では目指す方向は同じという事を語られていました。
目指すべき方向というのは、命はつながっていくもの、たいせつなもの、
障害をもって生まれようと、生まれてすぐに亡くなってしまう病気でも、
生まれてこない方がいない命なんてない。
命はつながっていくもの。
これが先生がたの最大のメッセージだと思います。
江南ついでに、午前中はUSキッズパークへ。
子供、私、夫、みんなの命が愛おしい。
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