両親学級~新しい家族を迎えるために必要なこと~レポート
昨日、岐阜市民活動事業としておこなわれた
【もうひととつの両親学級】
産院では習わない「産後」のお話し~新しい家族を迎えるために必要なこと~
が開催されお手伝いに行ってきました
講師はNPO法人マドレボニータ
産後セルフケアインストラクターの
吉田紫磨子さん
著書に産後体験記『産褥期』があります。
- 産褥記 産んだらなんとかなりませんから!/KADOKAWA
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こちらの本もリアルな産後が書かれていて、みなさんに広めたい産後の文化が盛りだくさん
ペアで参加された方、単身で参加された方、妊娠初期~産後13年の方まで幅広い背景の方が集まりました
プログラムは
自己紹介
講義「出産後の心と体 パートナーシップ」
ワーク「産後プラン」
セルフケア「肩こりケア」
自己紹介では、最後に【最近パートナーにしてもらった嬉しいことは…】
を一言添える形式
これで、会場はあったかい雰囲気に
お互い普段言えてないことを、この機会に伝えることで夫婦はお互い嬉しいような照れくさいような表情でした。
そして吉田氏の自己紹介
1人目出産で産後うつを経験し、克服したきっかけはマドレボニータのバランスボールエクササイズ。
そこで体力を、取り戻したこととワークを通して、赤ちゃん主語のママ友トークではなく、自分自身の事を語ることで自分と言葉を取り戻したそうです。
そして、ご自身も産後ケアインストラクターになられ4人のお母さんに、なりましたと。
4人と聞くとおーぉ!と会場が湧きました。
そこから盛りだくさんの内容の講義が始まりました
まずは、日本の母子保健の死角について。
産後の危機をデータとして、目の当たりにし
驚きの数字に参加者みなさん愕然としました
産後うつは10人に1人
虐待死の被害者トップは0歳の赤ちゃん
加害者は実母
子供が2歳未満の離婚件数3万9000件
産後ケアが手薄であることに起因した社会問題がこんなにも深刻すぎるとは
そして産後の体の実態
産後のイメージは産む前までは、幸せそうにおっぱいをあげているきれいな母親像ですよね
イメージがあるだけに産後を迎えた時私だけこんなにボロボロ⁉️という状態になるのです。
日本の風習で床上げまで寝ていなさいという教えがありますが、寝てられない人が、多いのが現実です
中には里帰りしても実母と中をこじらせ帰ってくるなんてことも
そこで、マドレボニータが提案している産後文化のお話です
産褥期は人に委ね、感謝する時期です
ということ。
産後ドゥーラ
産後ヘルパー
友人
などの活用の紹介
友人は「落ち着いたらいくね」ではなく、
産褥期こそ訪問し産後ヘルプを行いましょう
来てもらう方は、体を休めておしゃべり欲をみたせる
訪問者は貴重な新生児と触れ合えオムツ変えや沐浴を体験できる
双方いいことづくしです
甘いケーキを持って訪問し、休むべき人がおもてなしするのはおかしな慣例ですよね 甘いケーキはおっぱいにもよくありません
そしてもう一つの提案が、その産後のプランを夫がマネジメントしては?ということ
吉田氏の著書『産褥期』にも詳しく載っています。
吉田氏のパートナーが行ったこと。
友人たちに来てもらう段取りも、目を休ませなければいけない時期にスマホをいじることになりますよね
だからパートナーがGoogleドライブというのをツールに、インターネット上で誰でも共有できる友人たちの産後ヘルプのシフト表を作成しマネジメントしたというのです
素晴らし過ぎます
ここまで求めるのはハードルが高すぎるので、
せめて、自治体で行われている産後ヘルプはどんなものがあるか、地域で行われている産後ケアを調べることはできそうですよね
参加されていた男性人に帰りに是非調べてくださいと勧めていました
そして、この産後の危機を、どうのりきるかのお話へ。
パートナーシップのお話です
長くなりましたので続きにしまーす
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