産後の夫婦関係について考える機会をもつこと
こんにちは
一宮地域助産師 今川涼子です
先日、パートナーシップについて語った会に参加してとても良かったのでご紹介します
NPOマドレボニータという産後ケアを広める団体があります。
産後マドレボニータの産後ケアプログラムを私自身受け、
産後自分自身をケアする大切さ、パートナーシップの大切さが身に沁みました。
助産師として、おっぱいのやり方、だっこや沐浴などの育児指導だけでは不十分だと気づかされたのです
育児技術とともに、ママさん自身をケアすることをすすめ
一人で子供を育てるわけじゃない、夫、母、地域とパートナーシップをもって育てていくんだということを伝えていかないと産後のママに寄り添ったとは言えないとまで思ったんです。
付き合ってる頃って、以心伝心みたいに多くを語らなくても大体分かるしとか、
相手に喜んでもらいたくて頑張ばっちゃうとか、、、
今から思えばそんなだったなぁと思います。
でも子供が出来てからの夫婦関係って、激変。
自分が抱えてる、負の感情を(たとえば、わたしばっかりなんで夜中おきてるのに!とか、家事してるんだから、泣いてるのあやしてよ!とか)
以心伝心で分かってほしいと思っても、わかってもらえないのですよね
そして察してほしいのに察してもらえないし、1~10までいうのも癪だから自分がやさぐれていき、相手に期待しなくなる。。。
妊娠前まではあんなに仲良かったのにと。
でもせっかく子供が生まれたのに夫婦がギクシャクってだれもそんな事望んでそうなってませんよね。
マドレボニータの提唱する産後の過ごし方や、パートナーシップの在り方をもっと広めたいと賛同している東海のママたちがつくるグループ(東海TOMOSといいます)があるのですが、、、。
そのグループのママさん達で寄り合って先日、パートナーシップについて語ろう会を開催しました。
パートナーシップについては、こうやって立ち止まって考える機会を設けないと私はすぐに嫌味おばはん、プッツンおばはん化してしまうのです。
あつまったメンバーは数回あったことがあるくらいとか初対面の方。でもその方が、深く掘り下げられることもあるんです。仲良しのお友達とはどうしても悪ノリして愚痴大会になってしまう(それはそれで楽しいたまにはね)
でも憂さ晴らしになっても解決にはならない。
今回、私はパートナーシップについては今うまくいいってるしな~という思いで参加したはずが、、
話しているうちに
あれ?! なんか愚痴っぽくなってきた~と、もやっとを抱えていたことにそこで気づきました
そして、わたしから参加した皆さんへ質問を投げかけてみた
■いろいろ育児も家事もやってくれてる夫にたいして、自分がまだまだ気になる点とても細かいこと(ゴミ出すんならゴミを集める所からしてほしい)とか(あとが水浸しになってるのでお皿洗いより、仕上げ磨きとかおむつかえとか違う事やって!とか)をすべていうのか
■皆さんのコミュニケーションってどんな感じ?!
そこで出てきたお話しでとても腑に落ちたのが
均等=平等ではないという言葉。
夫はおもに仕事をし、私がおもに家事をしているのは事実で育児・家事が夫よりも得意なのも事実。その事実があり家事育児を真っ二つに均等に分けたってそれは平等ではないんだよなぁと。
自分の怒るポイントや傾向をしるための手段でアンガーログを付けるとか
夫に思いを言えないのは小さいころからの実母との関係性に(レールに敷かれて自分の意見をいえなかったというママさん)原因があると分析する方も。
あと人様の夫婦コミュニケーションを聞くのって面白い
一緒にドラマを見たあと、その感想から自分ら家族がどうなっていきたいという話になったり考える機会になったりドラマがコミュニケーションツールになってるという話や
本を読むときに、お互いが読むとき大事と思ったところに下線やマーカーをしておくと、相手が大事だと思っているところが分かる&同じ知識を共有できるというメリットがあるという話。
なる程~~でした
仲のの良いお友達とは意外と話せないパートナーシップについて
妊婦さんも産後の人も語ってみませんか
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と題して、産後の心身の変化についての知識やセルフケアの方法をお伝えするとともにいろいろな不安や思いを語る活動を行っています
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