子どもの夜間保育について考えてみました
先日、夜勤で初めて子供をおじいちゃんおばあちゃんに預けました
夜はお母さんがいたほうがいいよ
そんな意見も聞こえてきそうです。
実際言われたこともあります
今日は夜間保育についてかきます
以前3歳児神話についてブログを書きました。
過去記事『3歳児神話』
今でもまだ3歳児神話の名残はあるものの、仕事する女性が増えたり
産後うつ、虐待などの社会問題から地域で子育てをするということが見直されつつあります
NHKでも最近特集していましたよね
バカ族の子育て
みんなで育てるって安心感あるやろなぁ
育児中の母親としてうらやましい気持ちでした。
地域・家族とパートナーシップをもって育児ができるよう、その必要性が周知されるようもっともっと特集してほしいです
見てない人ごめんなさい
夜間保育についてです
「夜はお母さんにいてほしい」
それはあたり前な事ですよね
しかし、女性の働き方の多様化、シングルマザーの増加などで夜間に預ける場所のニーズも増加していると思います。
『夜間保育と子どもたち★30年のあゆみ★』 北大路書房出版
に興味ぶかいデータが載っていました
以下、要約してみました
夜間保育の卒園生を15年に及ぶ追跡調査した結果です
子どもの発達状態には「保育の時間帯や形態」ではなく「家庭における育児環境」「保護者の育児への自信」が関連する。
育児への自信
これは
「私の育児は間違いないわよ」と自信をもてと言っているのではなくて、
母親や家族が幸せで笑顔でいるということです
0歳から3歳までの子供は、自分の置かれている環境を無意識のうちに丸ごと吸収します
言葉も雰囲気も丸ごと
この大人とは違うこの精神をモンテッソーリ教育では吸収する精神と呼ぶそうですが、
雰囲気まで丸ごと吸収するがゆえに
子供の気持ちは母親や家族の気分次第、
つまりごめんねーと滅入った顔で迎えに行くよりも
笑顔で頑張ったねーのほうが子供が笑顔になれるということ
これは夜に限らず、昼間でもいえることですよね
そして、やはり預ける時間がながくても保育の質は一定であり
こどもに与える影響はやはり家庭での関わりが一番強い
夜間保育で集団生活した卒園児の調査で特徴が明らかになったそう。
「人の為に働きたい」
「社会の役に立ちたい」
という意識が文科省の学童データと比べて高かったということ
自分が夜働くから、夜間保育を肯定するのではありません。
いろんな境遇の人、夜働かなければならない人が笑顔で育児できればいいなと思っています
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