分娩の時声は出した方がいいか、出さない方がいいか？？

ママさん達とのランチで話題になりました

分娩のとき、声は出す方がいいの？

出さない方がいいの？

まず、分娩の時と言っても分娩にもいくつかの時期があるので分けて書いてみます

陣痛が開始してから子宮の口がどんどん開いてくる時期

この時期が一番ながくてきっと辛いですよね

内診するたびに

「まだ全開していないの？」

という気持ちになったりして…。

なるべくリラックスすることが大事なこの時期。

ここでは、ながーく息を吐くことに集中して、声はださないほうがいいです

大きな声をだすと…

呼吸法ができなくなったり、

過呼吸になって赤ちゃんに酸素がいかなくなったり、

アドレナリンが分泌して痛みが増したりします

過去記事【陣痛を受け入れる】

こちら

もあわせて読んでみてください

子宮の口が全開近くなり、気張りたい時期

気張りたくても、まだ子宮口が全開していないと、助産師から

きばらないで

といわれてしまいますよね

この時期は声が出てくる人が多いです

声を出すといっても、いろいろあります。

ぎゃ～～～～　きゃ～～

ととりあえず絶叫

これは本人もパニックになりますし、助産師とアイコンタクトをとりながら呼吸法どころではないので良いとは言えません

でも、いきみを逃すのに「ふーーーん」

「ふーーーーん」

と声が出る分には、声を出すことによって気張りたいのを逃すことが出来るので少々大きな声でも大丈夫

それを我慢してしまうと、息を止めちゃうからです

人って、踏ん張るとき、一瞬集中するときって無意識に息をとめているんですよね。

息をとめると、、、そう

赤ちゃん苦しくなってし
まいますよね

子宮の外に出て自分で呼吸するまでは臍の緒が命綱ですから

そしていよいよ

子宮口が全開して赤ちゃんが出てくる時期

気張りたいのを解禁

この時期は産院、医師、助産師によっては誘導がバラバラかもしれません

昔は、声をださずに

深ーく息を吸って、息を止めてながーくながーくきばる

というのがお決まりでした

最近の傾向としては、

あまり長すぎる気張りより、一番いたーい時に自然に力が入る程度に気張るというのが勧められています。

声は出しても大丈夫　

声をだすといっても、パニックのような絶叫ではないですが

頭の下がり具合や赤ちゃんの状態によっては、早く出す方が優先になる事があるので、一概には言えません

やはり、パニックにならないよう担当の助産師の呼吸の誘導をしっかりきいて行えれば大丈夫

ちなみに、私も声は出してたクチです