帝王切開で出産したママのケア
コウノドリの第7話で
自然分娩に強くこだわっている妊婦さんでてきましたね
ドラマの中では、緊急帝王切開になってしまいましたが・・・
富士真奈美演じる助産師が
「帝王切開は立派なお産です!」
と諭していました。(いいセリフ)
現実にも
帝王切開で子供を産んでから、
わだかまりがある人
他人からの心無い一言で傷ついている人
が沢山います
私は、そのことを細田恭子さんの講座でしりました。
それまでは恥ずかしながら、帝王切開の患者さんがどんな思いをしているか深く考える機会がありませんでした。
細田恭子さんは
自身の流産と帝王切開の経験から、同じ経験のママさんの心のケアや帝王切開患者の思いを医療者向けに伝える講座を行っています
帝王切開のママさん達が傷つく言葉
「帝王切開は麻酔きいてるから陣痛より楽でしょ」
「赤ちゃんが産道通ってきていないから弱い」
「お腹痛めて生んでないから母性がない」
まだまだ沢山ある事をしりました
周りの悪気ない一言がひっかかり
ふとした時に
私って母性ないのかな
赤ちゃんにとってよくないことだったのかな
なんて自分を責めてしまうことがあるということを私たちは知っておかなければいけませんね
自然分娩もバースレビューといって振り返りをして、満足感や達成感など前向きにとらえることでその後の育児がスムーズにいくと言われており、振り返りの作業が重要視されています。
帝王切開も同じように、振り返りを行い受け入れる作業が必要です
細田恭子さんはそんなママさん達に少人数で振り返り講座を行っています
細田さんの講座で医療者が知っておくべき帝王切開のママたちの思いをきくことができました
病院によっては手術室でまだ沢山の医療者の前で裸にされる施設もまだあるそうです(ありえませんが)
医療者はどうしても、合併症予防のため、またスケジュール(クリティカルパス)を逸脱することなく退院をむかえるため術後早く歩かすこと、育児を開始させることに目を向けてしまいがちです。
実際ににどういう思いを抱いているか医療者も知ったうえで行う寄り添ったケア
が退院した後、わだかまりなく育児がスタートできることにつながっていくのかなと思います
細田恭子さんの講座、妊婦さんにかかわるお仕事のかたに聞いてほしいなとおもいます。
また帝王切開ママさん、自らのつらい体験やわだかまりがある人一度ホームページみてみてください
くもといっしょにブログ
講座・イベント情報、レッスンのご案内の配信や、母乳ケアのご予約にもご利用いただけます。
※LINEでのご相談はご遠慮ください。
お返事が遅れる場合がございますので
お急ぎの場合はLINEからご連絡ください。