地域に出て、過去を反省しています。。。
こんばんは
一宮市 地域助産師の今川涼子です
ブログを見て下さっている経産婦さん
赤ちゃんを産んで入院中に、
おっぱいをする時、オムツかえをするとき、検温で回ってきたとき、退院後の体重測定の予約を取るとき、、いろいろな場面で
助産師に
「経産婦さんだから大丈夫ね」
このセリフで
聞きたい事を呑み込んだ方もいるのではないでしょうか
地域に出てみると、意外にも経産婦さんが「赤ちゃんの頃の事わすれてしまって」とか
「前は男の子だったので女の子のおまたの拭き方が・・」とか「体重チェック予約したかったけど、経産婦だからいいねと言われて思わずハイといってしまった」「忙しそうで聞けなかった」とか
そんなママさんに出会います
う~耳が痛い
そんなママさんとお会いするたびに、私自身、病院で働いていたときの自分の行いを猛省します。
自分が子供産み、また地域に出るまではこのセリフを言ってしまう助産師でした
病院で聞きたい事が聞けなかったママさんは、退院してしまうと次の受診は大体1か月健診です。なので、大体ネットで調べていろいろな情報を得て、解決することもあれば、情報が色々ありすぎてわからなくなったりするんですよね。
地域で回るようになって、ゆっくりとママさんとお話が出来たり赤ちゃんを見れることが
とてもうれしいんです
病院時代が早くも懐かし~感じ。
お産って来るときはド~~ッとかたまってくるし、来ない時は閑古鳥が鳴くぐらい静かになります。だから、暇な時こそ、病室でじっくりママとお話ししたり、おっぱいの様子を見せて貰ったりそんなチャンスなんですが・・・
病院では空きベッドを減らし稼働率をあげるために他科の患者さんを受け入れたりして、結局忙しくて産科の患者さんに満足に関われないというしがらみもあったりしました。
もちろんほっといてほしい経産婦さんがいるのも事実
その辺は空気を読む力が要りますが 経産婦だから・・・というひとくくりにするのではなく一人一人、どんなことに不安をもっているのかちゃんとママさんのお顔をみて、話して、引き出す力が必要
病院で務めているときに比べてかかわれる時間に余裕があるので、初産・経産ということは意識せずに訪問するように心がけています
退院後からは是非ともお近くの地域助産師を見つけて、頼れる存在をつくってほしい
産後の体のこと、赤ちゃんのこと、なんなら上の子や夫のことまで話してすっきりしてもらえる。
そんな助産師でありたいな。
子育てしながら、少しずつはじめた訪問ですが、日々精進です
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