マニティブルーズを予防するために

赤ちゃんを産んで体が妊娠前の状態に戻るまでの期間を

 

産褥期

 

といいます。

 

体が戻るのには6～8週間かかるといわれています。

 

 

ですが赤ちゃんが産まれた後って

 

元気な人は苦しかったお腹が引っ込んで思わず動きすぎてしまったりすることもあります

 

産褥期の体の変化ってこんなにもあるんです

 

 

子宮

赤ちゃんを産んだ後、しゅるるる～っと元に戻るわけではありません　産んだ後まだ、ポッコリしているお腹にがっかりされる方をよくみかけますが、子宮が元の大きさに戻るは6～8週間かかります。

 

子宮がもとに戻るのにお腹が痛くなる後陣痛は産後２～４日くらい続きます。

 

 

そして子宮の内側は卵膜、胎盤がはがれた後で傷だらけの状態。その傷からでてくる血や分泌物が悪露としてでてきます。

 

 

血液

お産の時、全血液の平均約16％失われるといわれています。

貧血の値は産後４日目がピークに低く、７日目ころから回復にむかいます。

 

丁度退院のときは、もともと貧血のあったかたはまだふらふらかもしれません

 

自宅へ退院されるかた、かえって散らかった部屋を掃除したり動いている場合ではありません。まだ休む時期です

 

会陰の傷・肛門

会陰の傷は日に日に良くなり、退院の頃は平気で座れるようになりますが、ひきつってる感じを治る過程で訴える方も見えます。

肛門には分娩で痔が悪化する場合もあります。

 

 

おっぱい

産後２～３日にはピークでおっぱいが張ってきます。これが、痛い

赤ちゃんにすわれると、乳首もまだ強くないので抱き方によっては痛みがあったり、浅いまま吸わせると切れてしまうこともあります。

おちちが分泌するときに起こるツーンとした催乳感覚が痛い方もいます

 

産後この体の状態に、ホルモンバランスの崩れ・赤ちゃんのお世話による寝不足が加わってきます

 

赤ちゃん産んで見た感じ身軽にみえますが、生んだあとって痛い事ばっかだしふらふらだし骨盤も恥骨も緩んでるし、、、

 

産後は周りも赤ちゃんに目が行きがちで、臨月の妊婦のように手厚く扱ってもらえなかったりします

 

 

 

そこで無理するとマタニティーブルーになるおそれがあるんです

 

 

 

産後のマタニティーブルーズを避けるために、必要な事

 

 

体を休める（寝る)

 

心配事や気持ちを言葉にする

この2つです

 

産院を退院して、お見舞いも増えますが甘えるとこは甘えましょうね

来客者におもてなししてる場合ではありません

 

お話しながら横になったり、赤ちゃん見てもらえる間に寝かせてもらったり。

頼り上手が産後のキーになりますから！

マタニティーブルー、産後クライシス

産後の危機を乗り越えましょう

 

産後を夫婦でのりきるための両親学級もあります