全部言いたくないんです。察してよ・・を続けた妻にまっている老後。

 

 

p278より引用

 「出産を経験した夫婦とは、もともと他人であったふたりが、かけがえのない唯一の他者を迎え入れて、さらに完全な他人になっていく、その過程である」

 

なんだか寂しい一文。

 

赤ちゃんが生まれて、家族の絆って深まるものと思っていたのに、、そう信じて疑わなかったのに、

 

蓋を開けてみればパートナーと気持ちの溝が出来きていて、

 

と思ったら、深まるばかり・・・。

 

そんな状況でしょうか。

 

 

子育てをしていく中で、どの期間が一番つらい？ってみんなバラバラですよね。

 

新生児期が不安で不安でしょうがなくて、身体のあちこちが痛くて、気持ちも安定しないうえに、夜も寝てくれない・・・。

 

とにかく新生児期が一番つらかった！！

 

という人もいれば、

 

新生児期は寝てばかりいたけど、そのままはいかなかったよね。。

 

４か月ごろから寝ぐずりがひどくて、昼寝も夜も毎回毎回ギャン泣きで・・・夕方は黄昏泣きで辛かった。

 

はたまた、７・８ヶ月から後追い＆人見知りがひどくて、身動きがとれず辛かった～

 

などなど。ひとそれぞれ。

 

でも共通してありがちなのは、その辛い状況を一人で何とかしようとしてる・・とか母親なんだから耐えなければ！！と思っている人が多いという事！

 

だーかーら、

 

自分ばかり！という怒りの矛先が、一緒に住んでいるにも関わらず同じ思いを共有できていないパートナーに向くんですよね。

 

妻がそんなに恨めしく思っている何ぞ、男のひとは夢にも思っていなかったりする。

 

気づいたときには取り返しがつかないという。（実家に帰ります宣言。家出。離婚を言い渡すは究極）

 

そう、女の人は、全部いうのが嫌なんです。

 

察して欲しいのです。

 

でもでもでも、それがそれがこじらせポイントとなる。

 

だって、夫ったら気づかないのだからーーーー（涙涙涙）

 

一緒に住んでいるのに、辛さ・不安を分かってもらえていない！というのがそもそも根源。

 

だから言うしかないのですよね。（言いたくないけど！）

 

夜泣き対応に「助けて！」て言わなくても「やるよ！いつもありがとう。」とササっと交代してくれたり、

 

温かいご飯たまには食べたいな～と思っていたら、「いつも冷めたご飯食べてるんだから、今日はゆっくり食べなよ」

 

こういうの期待しちゃうんだよね。

 

その通りにならないとむかつく。腹立つ！！　おまえ私の気持ちわかってへんのか～～！って瞬間湯沸かし器

 

んで、爆発の時を迎えると、

 

「言ってくれなきゃわからない。」

 

「爆発する前に、小出ししてほしい。」

 

取り乱してゼーハーしているのを横目に冷静沈着に的を得た事をズバリと言われ・・・ううぅとなる。ってこういうやり取りを何度繰り返したことか。

 

 

何年もココロに蓋をして耐え忍んできたとしても、

 

育児のしんどい時を乗り越えたとしても積年の恨みがつのり、楽しく迎えるはずの老後にまっているのはギスギスした関係になってしまう。

 

これぞ、引用のような他人になる過程を経た顛末だと思う。

 

このサイクルに陥りそうなことは何度だってあります。

（いちいち言いたくないってのが身に沁みついちゃってます・・・）

 

でも

私の夢はやっぱり、老後はチャーミグリーンなんだよなぁ。

 

通じる！？

通じないよね！？

 

※チャーミーグリーンとは、30年ぐらい前（！？）の食器洗剤のCMでおじいさんとおばあさんは手をつないでCMソングを歌っていて、仲のいい老夫婦の代名詞に使われてました。

 

隣の芝生は青く見えるっていいけど、いろんな産後女性と仕事でかかわりますが、

 

みなさんご安心を！！

 

８割がたパートナーシップに悩みを抱えているます。

 

でも、パートナーとどんな関係でいたいのかを育児の合間でも考えてみるだけでもよい変化はおこると思います！！

 

あえて、そんなことを考える。

 

そしたら、言うのが嫌で嫌でしょうがなかったパートナーとの関係が変わってくるはず！

 

 

 

 

 一宮市 出張助産院まーぱろ 助産師
認定NPO法人マドレボニータ准認定 ボールエクササイズ指導士
今川涼子

ＨＰ： http://sangocare-ichinomiya.strikingly.com/

 

 

 

 訪問可能エリア・・・一宮市、羽島市、岩倉市、稲沢市、あま市、北名古屋市、岐南町、