おっぱいを赤ちゃんが泣いて嫌がる時
おっぱいをあげるとき、体をのけぞり、背中を反らせ、足をバタバタ・・泣きはじめてしまうことありませんか?
一体何を怒っているの><
と思いながらも、おっぱいをくわえさせることに必死で、汗だくで格闘・・の末。
やっと吸い出すまでにすごく時間がかかってしまって、 ゼーゼー・・・
とっても疲れますよね。
赤ちゃんはお話ができないので、「いやだよ〜」と何か不快に感じた時に泣いて知らせてくれるわけですが、
何を嫌がっているのでしょう。
母乳ケアに携わっていると、どの赤ちゃんも個性的で色々な原因で訴えているのですが、
考えられることを今日もお伝えしていきたいと思います。
赤ちゃんが嫌がることは?
嫌だよー><と泣いて教えてくれていることの一つに考えられることは
「赤ちゃんを支える手」の使い方、です。
赤ちゃんの後頭部をおっぱいに近づけるように押し付けること
これ赤ちゃんとっても嫌なんです。
なので、力いっぱい抵抗する時に後ろにのけぞったり、背中を反らせたりするんですね。
ついつい一生懸命に乳首を深くくわえられるように力が入ってしまっているかもしれません。
赤ちゃんにも力を抜いて欲しいので、ご自身の力も抜いてあげてくださいね!
そうすることで、自分の肩こり予防にもつながります。
授乳時間の間中、首肩の筋肉をずっと強ばらせていたら、どんどんゴリゴリになってしまうので
意識して力を抜いてあげてください!
支える手は首の後ろを優しくが大切!
親指から人差し指の外縁で首を支えるようにして、掌では背中の上の方を包むようにします。
赤ちゃんの頭の角度で飲みやすさが変わる
このように、親指から人差し指の外縁で支えると赤ちゃんの頭の角度は後ろに傾きますよね。
このままの角度で、おっぱいに近づけてくることが大切なんです。
飲みやすい角度
大人でも一緒です。ペットボトルを飲む時を想像してみてください^^
頭を後ろに傾けて飲みますよね。
反対に頭を前に傾けて喉物とが縮まった状態で飲みづらいのも分かると思います。
赤ちゃんも同じで、頭を後ろに傾けて、顎を先進させておっぱいをくわえると舌がしっかりと前に出やすく、深い吸い方にもつながっていきます。
舌の動きは乳首をしっかりと捉えるには大切なポイントになりますから、この頭の角度というのは押さえておきたいところです。
おっぱいを嫌がっているわけではない仕草
そして赤ちゃんがおっぱいを手で押し返したり
おっぱいをあげようとした時に首をふったりするのを
「おっぱいを嫌がっているみたい(泣)」
と思ってしまうママたちが多いのですが
これは違うんです。
おっぱいを飲むときおっぱいを押すのは、嫌がっているのではなく
良く出るようにギュッギュッしてるんです
わんちゃんたちも、一生懸命両手で押さえながら飲んでいますね♡
また、おっぱいをくわえる時に首を振る仕草も、嫌々と首を振っているのではなくおっぱいを探す時の仕草なので、ご安心ください!
まとめ
赤ちゃんがおっぱいの時に嫌がる理由として、一つ考えられること。
頭を押していたり、力が入りすぎたりしていないか?ということをチェックしてみてくださいね。
また、おっぱいを嫌がっている〜〜という思いで授乳すると、本当にうまくいきません・・。
なので、手で押したり、首を振ったりする仕草は
嫌がっている仕草でないよ〜ということも知ってもらえたら幸いです。
他にも、
- 乳頭混乱が起きていて母乳を吸わない
- 射乳反射までの時間が長くて待ちきれない
- 抱っこの姿勢が心地悪い
- 乳首が硬い
- 乳腺に詰りがある
- お腹が空きすぎてキレているw
- おっぱいの飲み残しが溜まっていて、味の変化を嫌がっている
- 授乳ケープの中が暑い!
などなど他にも書ききれないくらいあります。
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