卒乳・断乳の方法は多様

母として自分らしく

卒乳の時期は親子によりそれぞれタイミングが違います。

当院は、心身ともに苦痛を最小限にした卒乳を迎えるための知識とケアを提供しています。

いつまでおっぱいあげるものなのかな

止める気配がなけれど・・

仕事復帰までに辞めないと・・

こういった声をよく聞きます。

「1歳超えたら断乳を考えるなきゃ」

「仕事復帰したら断乳しなきゃ」

ではなく、他の選択肢もあります。

断乳というのはある日から母乳を断つこと。

このためには、母も子も断乳に向けての準備が必要です。

また、卒乳にもいろいろな形があります。

自然に子が自ら離れるまで飲むケース(自然卒乳)

夜間断乳や昼間の断乳(部分的に断乳)で細々と母乳を続けて、自然卒乳へというケースもあります。

止める気配なく、2歳を超え言い聞かせで卒乳を迎えるケースもあります。

また母乳トラブルの連続で精神的身体的に辛く断乳という選択をされる方も見えます。(その場合は、断乳まえに一度ご相談していただけると他の選択肢が出てくるかもしれません。)

他にも、タイミングを決定するのに考慮すべきなのは、お子様の母乳への執着の度合いや、離乳食の進み方、などがあります。

以下のケアの流れや断乳に伴う注意点、講座のご案内など参考にしてください^^

ケアの流れ(断乳の場合)

※ケアの間隔や回数は個人差があります。

※相談はこちらの無料相談オンライン相談をご利用ください。

断乳で注意すること

母乳の産生をストップさせるには、母乳を乳房内に貯めることが必要です。

なので、断乳後からは初回のケアまでなるべく絞らないようにしますが、痛みがひどい場合は、少し楽になる程度(乳房は張った状態)に絞っても大丈夫。乳房がソフトになるまで絞ると母乳の産生をストップが長引く可能性があります。

断乳について以下の事をお勧めしています^^⠀

●お子様に言い聞かせを
おっぱいに執着があってもなくても、いつも当たり前のように飲んでいたおっぱいが説明なく急に飲めなくなった時に、「ないない」と言われても、赤ちゃんは納得できないものです。⠀
今まで、母乳を通して求める応えるという事から人との信頼関係の基礎を学んできているので、終わり方も、赤ちゃんといえども相手の尊厳も尊重して対応していきたいところです。⠀
まだ、言葉として表現できていなくても理解できていることもあるので^^⠀
カレンダーをみせて、この日からおっぱいないないよ、とか⠀
ご飯たくさん食べようね、とか⠀
声を毎日かけてあげてくださいね。⠀
その日に迫るにつれ少しずつ分かってくるもので、その後の離れ方が言い聞かせで変わってきます。⠀
是非是非今日から始めてあげてください!⠀

●3日は絞らないように。⠀
母乳を乳房内に貯めることによって産生にブレーキをかけていきます。
初めてのケア(断乳後3日)まではなるべく絞らないようにしましょう。
ただ、体質や母乳の分泌の量によっては3日またない方が良い場合もあります。⠀
抱っこができないほど辛い場合や⠀
乳房の一部が赤みがでてきたり⠀
頭痛や寒気など⠀
乳腺炎の兆候がみられたら、早めにご連絡くださいね。⠀

●断乳開始から最初のケアまではシャワーで。
今、寒い時期で心苦しいのですが、、湯船は避けてシャワーで乗り切ってください。⠀

●お酒の解禁は母乳ケア終了後に。
1回目のケアが終了し、その出方によってもう一度乳房内に母乳をためてブレーキをかけるという段階的な止め方になるので、しっかり分泌が止まっていることを確認するまではお待ちください><

●ワイヤー入りのブラジャーも断乳完了後に。
妊娠期からつけているヨレヨレのブラを一刻も早く捨てて新しい授乳用じゃないブラをはめたい!という方は要注意。締め付けるとトラブルの元になってしまうので、断乳完了までお待ちください!

●当日のお互いの体調を確認
断乳は母子どちらにとっても負担があります。⠀
体調が悪ければ延期もご検討ください。⠀

では、また不明な点があればご連絡くださいね^^

オンライン卒乳・断乳講座

納得のいく親子のタイミングで幸せな卒乳を迎えるための講座です。

2022年4月15日(金) 10:00〜11:30 

ZOOMにてオンライン開催

【内容】

・卒乳断乳とは?
・実際の方法について
・子供の情緒を育てる関わりとは
・卒乳断乳色々なケースについて
・断乳後のセルフケア

【料金】1,500円

【お申し込み】こちらのフォームから