産後に特化した専門家 今川涼子
助産師×産後セルフケアインストラクター×二児の母

認定NPO法人マドレボニータ、産後セフルケアインストラクターの今川涼子です。産後ケア教室の他に地域の助産師としても訪問母乳ケアや新生児訪問に携わっています。
赤ちゃん連れでも安心して快適に過ごしていただける空間をつくって皆さんをお迎えしています。

1979生まれ
産後セルフケアインストラクター(認定NPO法人マドレボニータ)・助産師

みたき総合病院 産婦人科 勤務
市立四日市病院 手術室 消化器内科 勤務
一宮西病院 産婦人科 勤務

2016 出張助産院まーぱろ開業 (訪問母乳ケア、一宮市新生児訪問、赤ちゃんサロン開催)
2018 認定NPO法人マドレボニータ 産後ケア一宮・篭屋教室を開講 

助産師の私が、なぜマドレボニータの産後ケア教室を開催しているか・・それは、自分自身の産後の辛い経験からです。

産後ホルモンのせいにしたくない

産後イライラするとホルモンが不安定だからね、とよくいいますよね。

確かに女性ホルモンは出産直後は急降下して不安定になるのも事実、産後は精神的に不安定になりやすいリスキーな時期だけど、

ホルモンのせいにしたところで解決はしません。

だけど、教科書上の知識しかない産後の私は、ホルモンのせいだからしょうがないと思うしかなかった。

そこでマドレボニータの産後ケア教室をたまたま受講、第1週目に

「そもそも体力がないから人をコントロールしようとするし、まともなコミュニケーションがとれないのだ。」

という考えに触れ、目から鱗状態。
母性もコミュケーションも自分の体が整ってこそ付いてくるものだよなぁとストンの腹落ちして、すごく気持ちが楽になりました。
自分の気持ちを表現できなければ、どんどん孤独にはまっていくだけでした。

上の子へのイライラと夫婦関係の悪化

2歳差育児

しかし悩んでいたのが上の子問題。
二人目出産後は2才の上の子をかわいく思えなくなったのが苦しくて苦しくて自分を責めていました。

助産師なのに…と、赤ちゃんを育てながらイライラして、上の子に八つ当たりしているような自分がとても情けなかった。

子供が二人になって、家庭を、そして家事をうまく回せないと認めたくはない。自分の能力不足だと思われてしまう・・なんて被害妄想の塊でした。

ひねくれてくると、夫と会話することも、気持ちを交わすことも出来ない。
「いいよね、あなたは外に出れて」と心の中でぼやきながら本音をひた隠しにしていました。

しかし、産後ケア教室でのレッスンが進み、4週かけていろいろな価値観や、言葉のシャワーを浴びていくと夫への恨みつらみ…ではなく、

コミュニケーションをとる体力がつき、子育てを一緒にやっていきたいと伝える表現力がつき、やっとまともなコミュニケーションがとれるようになっていったのです。

すると、夫に自分の気持ちをシェアし分かち合う事を(時にはぶつかりながらも)できるようになり、上の子への乱れていた感情も落ち着いていき、自分自身を整えることの大切さを実感しました。

産後うつと診断こそされていなくとも、うつっぽかったという人は8割に上る現実

産後うつと診断されていないが、うつっぽい症状を経験した人は約8割にものぼります。(マドレボニータによる調査より)

マドレボニータのインストラクターとして、一番多い産後うつ未満(うつと診断されていないが、うつ様の症状の人)である産後女性たちにマドレの産後ケアを届けたい!そんな思いが湧いてきました。

「母になったから」と何もかも自分を後回しにする美学や

「母性」が神秘的なイメージでかためられていて、多くの人がヘルプを出さずに歯を食いしばって踏ん張っています。

周りの制度もすべて赤ちゃん対象になってしまうけれど、出産後の母の体を整える事も忘れてはならないのです。
人に委ねること、夫婦関係や仕事についてなど産後変化することについてしっかり向き合うこと、赤ちゃんが傍らにいても、自分のことをできるという思考・時間の概念、自分の不調をキャッチしてケアするスキルなどなど、産後ケア教室で体力増進以外にも受け取れることは多岐にわたります。
その後の母としての人生が大きく変化するきっかけとなるのです。

一人子育てでなく、周りに委ねる・頼るという『助け合い文化』、この教室のインストラクターをはじめ受講してくださったOGさんもこの『助け合い文化』を体現しつつ尽力しています。

すべての女性が本来の力を発揮できる社会に

今川涼子

この教室の産後セルフケアインストラクターという職業名の由来でもありますが、受講したみなさんが、自分の体を自らセルフケアでコントロールをして快適な状態を作れる状態にすることが目標です。

ケアをしてあげる人でもなく、上から目線で指導する人でもありません。
同じ一人の大人の女性として、お迎えしています。

「母」という役割を一生懸命に遂行していると、持ち前のなにか、持ち味のなにか、自分らしさ…失いかけてしまうことも少なくありません。

しかし、今まで生きてきた人生のそれぞれの経験、職業アイデンティティ、多様案バックグランド、、たまたま集まった月メンバーで自分らしさが発揮されてきた時の面白さといったらありません。

教室のレッスンで4回通して、仲間と一緒に体力をつけ、それぞれ自分の事を一緒に考えながら、湧いてきた気持ちを共有していく中でめきめきと自分らしさを取り戻していくと、それこそが、これからの育児を前向きにしてくれたり、社会復帰の意欲につながっていきます。

産後の危機…実は、アップデートのチャンス!自分らしさを取り戻した産後女性が増えると、社会は大きく変わっていくと信じています!(産後鬱の低下、乳児虐待の低下、早期離婚の低下、社会復帰率のアップなどなど…)

産後ケア教室へ赤ちゃんを連れて来るだけでも勇気のいる事です。
安心して過ごせる環境を準備して笑顔でお迎えいたします!

安心してお越しくださいね。
お待ちしています。

★母乳トラブル時は、助産師の訪問ケアこちら